研究概要

本プロジェクトでは、社会科学の総合的視野のもと、規範哲学と実証科学という2つの分析視点を結合しながら、次の3つの課題に取り組んでいます。
(1)普遍的・一般的に構想された現代の社会・経済・政治システムの表層に潜むさまざまな難問(パラドックス・ディレンマ)を解き明かすこと。
(2)理論、歴史、調査を手がかりとして新たな社会・経済・政治システム(原理・メカニズム・ルール・法)を構想すること。
(3)グローバルかつローカルな視点をもとに、広く学際的研究を進め、理論の依って立つ諸前提を批判的に問い返す一方で、実践知を支える確かな学問的基礎を提供すること。

より具体的な課題は、社会的選択理論、ゲーム理論、メカニズムデザイン、数理統計理論、分配的正義理論、民主主義理論、福祉国家類型論、労働経済、公共政策など、メンバーがそれぞれ専門とする学問研究の先端的な成果や知見を総合しながら、現実の問題を探求し、設定していきます。

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プロジェクトリーダー
蓼沼 宏一
一橋大学経済学研究科 教授

プロジェクトメンバー

宇井 貴志 一橋大学経済学研究科 教授
武岡 則男 一橋大学経済学研究科 教授
神林 龍 一橋大学経済研究所 教授
森⼝ 千晶 一橋大学経済研究所 教授
山本 裕一 一橋大学経済学研究科 教授
平⽥ ⼤祐 一橋大学経済学研究科 准教授
青山 知仁 一橋大学社会科学高等研究院 特任講師

研究協力者

岡田 章 一橋大学 名誉教授
後藤 玲子 帝京大学経済学部 教授・一橋大学名誉教授
吉原 直毅 Professor, Department of Economics, University of Massachusetts Amherst
国本 隆 Associate Professor, School of Economics, Singapore Management University

最新の研究成果

Mark Koyama・ 森⼝ 千晶・Tuan-Hwee Sng “Geopolitics and Asia’s Little Divergence: State Building in China and Japan after 1850”, Journal of Economic Behavior & Organization, 155 (2018) 178 – 204.