2021年度第3回一橋大学政策フォーラム「新型コロナウィルスと金融・財政政策」

2020年以降の新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う経済危機に対処するため、政府及び日本銀行は、未曽有の拡張的財政・金融政策に踏み切りました。これにより、日本の国債発行残高はさらに累増するとともに、日本銀行の保有残高も増加しました。こうした現状は、今後の経済政策に影響を与えることが懸念されています。

HIAS GLECS「マクロ計量モデルの開発とマクロ経済の諸問題への応用」プロジェクトでは、この問題に関する研究を進めてきました。今回の政策フォーラムでは、当プロジェクトで開発した計量モデルを活用し、現状の金融情勢が今後の経済政策をどのように制約する可能性があるかを明らかにしたうえで、本問題について優れた知見を有する研究者・エコノミストとの議論を通じ、より有効な政策を提言していきます。

 

日時 2022年1月21日(金) 14:00~16:25
開催場所 一橋講堂/オンラインにて配信
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、オンラインによる配信のみと変更となりました。
主催 一橋大学社会科学高等研究院グローバル経済研究センター(HIAS GLECS)
参加費 無料(事前申し込みが必要です。申込締め切り 1月12日(水))
申込方法 Web申込みとなります。こちらの申込フォームからお申込みください。

申込は締切りました。

 

プログラム

14:00~14:05 開会挨拶 大月康弘 一橋大学社会科学高等研究院長/一橋大学副学長
14:05~14:10 趣旨説明 関根敏隆 一橋大学大学院経済学研究科教授
14:10~15:10

基調講演

 座長    渡部敏明 一橋大学経済研究所教授

 第一報告 「マーケットは政策をどう見たか―国債先物オプションの分析―」

       塩路悦朗 一橋大学大学院経済学研究科教授

 第二報告 「財政金融政策に関する最近のマクロ経済学者の論調」

       武藤一郎 日本銀行金融研究所経済ファイナンス研究課長

15:10~15:20 休憩
15:20~16:20

パネル討論

 座長     塩路悦朗 一橋大学大学院経済学研究科教授

 パネル討論者 早川英男 東京財団政策研究所主席研究員

        小林慶一郎 慶応義塾大学経済学部教授

        関根敏隆 一橋大学大学院経済学研究科教授

16:20~16:25 閉会挨拶 塩路悦朗 一橋大学大学院経済学研究科教授

 

講演者・パネリスト・座長の略歴

関根敏隆

 1987年東京大学経済学部卒業。日本銀行入行。2001年オックスフォード大学経済学博士。国際通貨基金、国際決済銀行へ出向の後、企画局参事役、調査統計局経済調査課長、高松支店長、国際局兼企画局審議役を経て、2015年に調査統計局長、2019年に金融研究所長。2020年7月に日銀を退職、8月より現職。

渡部敏明

 1986年東京大学経済学部卒業、同年東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程入学、1993 年イェール大学大学院経済学研究科博士課程修了(Ph. D. in Economics)、東京都立大学経済学部講師、助教授、教授、日本銀行金融研究所シニアフェローを経て、2006年より現職。2019年4月~2021年3月、一橋大学経済研究所長、2020年4月~現在まで、一橋大学学長補佐(ソーシャル・データサイエンス研究・教育担当)、2020年10月~現在まで、一橋大学 ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター長。

塩路悦朗

 1987年東京大学経済学部卒業、同年東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程入学、1995 年イェール大学大学院経済学研究科博士課程修了(Ph. D. in Economics)、ポンペウ・ファブラ大学(スペイン)経済学部助教授、横浜国立大学経済学部助教授、同大学大学院国際社会科学研究科助教授、一橋大学大学院経済学研究科助教授を経て、2007年より現職。2016年12月~2020年8月、一橋大学役員補佐。2021年4月~現在まで、一橋大学大学院経済学研究科長・経済学部長。

武藤一郎

 1997年東京大学経済学部を卒業後、日本銀行入行。2002年米国ブラウン大学経済学修士、2008年神戸大学経済学博士。日本銀行では、企画局、調査統計局、金融機構局、金融研究所などのリサーチ部署の調査研究に従事。展望レポート、金融システムレポート等の作成に加え、マクロモデルを用いた金融政策、フィリップス曲線、期待形成などに関する理論・実証分析を行い、多数の論文執筆。現在は、金融研究所の経済ファイナンス研究を統括。

早川英男

 1977年東京大学経済学部を卒業、日本銀行に入行。1983~85年、プリンストン大学大学院に留学(経済学専攻、MAを取得)。日本銀行在職中は調査統計局長(2001~07年)、理事(2009~13年)などを歴任。富士通総研経済研究所エグゼクティブフェローを経て現職。

小林慶一郎

 1991年東京大学大学院修了後、通商産業省(現経済産業省)入省。1998年、経済学Ph.D.取得(シカゴ大学)。2010年より一橋大学経済研究所教授、2013年より慶應義塾大学経済学部教授、2019年より東京財団政策研究所研究主幹、2021年より現職。キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)プログラムディレクター等を兼任。専門はマクロ経済学、経済動学。

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