HSI2024 – the 10th Hitotsubashi Summer Institute: Microeconomic Theory(第10回一橋サマーインスティテュート「ミクロ経済理論」)を開催しました
2024年7月13日~14日、研究プロジェクト「規範・制度・メカニズムデザイン ――「社会科学の総合」の理論と実証――」のプロジェクトリーダーである武岡則男 教授(一橋大学経済学研究科)、山本裕一 教授(一橋大学経済研究所)、無藤望 教授(一橋大学経済学研究科)、平田大祐 准教授(一橋大学経済学研究科)の主催により、第10回一橋サマーインスティテュート2024「ミクロ経済理論」(HSI2024 ―10th Hitotsubashi Summer Institute 2024: Microeconomic Theory)を開催しました。
一橋大学国立キャンパス・マーキュリータワーにて対面形式で開催された今回のカンファレンスは、ミクロ経済学の主要トピックである意思決定理論、ゲーム理論、メカニズムデザインのセッションから構成され、開催2日間で9名の研究者が研究発表を行い、延べ70名の参加者が活発な意見を交わしました。
海外からの招聘者として、Chen Zhao氏(香港大学)、⻄村 洋輝 氏(University of California Riverside)、Jimmy Chan氏(国立台湾大学)、Evan Piermont氏 (Royal Holloway, University of London)、Anup Pramanik氏 (Shiv Nadar University)が、それぞれ”Logic-Based Updating”, “Best Complete Approximations of Preference Relations“, “Decentralized Learning in Multi-Issue Two Party Elections with Limited Attention Voters” , “Iterated Revelation: How to Incentive Experts to Complete Incomplete Contracts”, “Domains where Local Strategy-Proofness Implies Dictatorship”と題した研究発表を行いました。また国内からは、Michael Zierhut氏(神戸大学)が“Solving the Roommate Problem with Rock-Paper-Scissors”と題した研究発表を行いました。
本学からは、武岡 則男教授(大学院経済学研究科)、宇井 貴志特任教授(社会科学高等研究院)、篠崎 弘毅特任講師(社会科学高等研究院)が、それぞれ“Optimal Ambiguity Perception”, ““Rational Inattention and Endogenous Volatility: A Large Deviation Approach”, “Efficiency, Fairness, and Strategy-Proofness in Constrained Object Allocation Problems with Money”と題した研究発表を行いました。
当日のプログラムはこちらから閲覧することが可能です。
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